内視鏡検査のご案内

胃カメラ(胃内視鏡検査)

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

食道、胃、十二指腸を内側から直接見ることが出来る検査です。

胃がんや胃潰瘍、胃炎なども発見することが可能です。
また、粘膜の一部を採取して顕微鏡で細胞を観察する、生検と呼ばれる検査を行うこともあります。

辛いと言われている内視鏡検査も、鎮静法で行えば楽に受けられます。

辛いと言われている内視鏡検査も、鎮静法で行えば楽に受けられます。

検査の対象となる方

  • 上腹部痛があり胃潰瘍や胃炎・胃がん等が疑われる方
  • 40歳以上の方は症状がなくても、胃癌の検診(早期胃癌の発見)目的で毎年検査をお勧めします。
  • 人間ドックや生活習慣病予防健診で二次検診を勧められた方

検査料(概算)

  1割負担 3割負担
観察だけの場合 約1,192円 約3,576円
組織検査を行なった場合 約2,370円 約7,110円

他に行う検査等により費用が変わることがあります。
また、この他に初診料または再診料なども必要です。

検査日

基本的に毎日実施しております。
原則予約制です。空きがあれば当日可能ですのでご相談下さい。

胃カメラ検査の流れ

  1. 検査予約診察・説明指導
  2. 検査当日朝食を抜いて来院
  3. 検査前点滴、鎮静剤、喉の麻酔
  4. 検査胃カメラ検査
  5. 検査後しばらく休んで頂きます

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)

大腸や直腸を内側から直接見ることが出来る検査です。

大腸がん、大腸ポリープ、大腸憩室、虚血性大腸炎、炎症性大腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病等)等が、この検査で診断できます。
病変を発見した場合は、細胞を採取し顕微鏡で細胞を観察する病理検査を行ったり、ポリープであれば切除します。

辛いと言われている内視鏡検査も、鎮静法で行えば楽に受けられます。

検査の対象となる方

  • 便秘、便が細い、下痢、血便のある方。
  • 血縁関係に大腸がん、大腸ポリープがおられる方。
  • 50歳ごろから大腸ポリープや大腸がんになる確率が高くなるため、50歳以上の方は、大腸カメラ検査をされることをお勧めします。
  • 検診で便潜血反応陽性の方。

検査料(概算)

  1割負担 3割負担
観察だけの場合 約1,705円 約5,115円
ポリープ切除を行なった場合 約6,015円 約18,045円

他に行う検査等により費用が変わることがあります。
また、この他に初診料または再診料なども必要です。

検査日

毎週水曜日に実施しております。
予約制となっております。
事前に準備等が必要ですので、当日のお申込みはできません。
緊急の場合はこの限りではありません。

大腸カメラ検査の流れ

  1. 検査予約診察・説明指導
  2. 検査前日検査食・下剤の内服
  3. 検査当日午前中自宅で下剤を飲み、大腸をきれいにして、午後予約時間に来院
  4. 検査前点滴、鎮静剤
  5. 検査大腸カメラ検査
  6. 検査後しばらく休んで頂きます

鎮静法について

内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)は一般に”辛い検査”と思われています。

その理由として胃カメラでは嘔吐反射による”えずき”があります。
また大腸カメラでは空気を腸の中に入れて観察するのでそれによる腹部の膨満感やカメラを挿入するときに腸が長かったり癒着があったりすると痛みが強いことなどが辛い理由です。

内視鏡検査を楽に受けるには「鎮静法」といった方法があります。
この方法は点滴ルートから鎮静剤(麻酔剤ではない)を注射して、患者さんが眠っている状態で内視鏡検査を行なう方法です。眠ると”えずき”も起こりませんし、腹の膨満感や痛みなども感じ難くなります。
したがって大変楽に検査を受けることができます。鎮静法で行なうと、眠っているうちに検査が終了します。そして検査後、個人差がありますが30分から90分くらい眠られます。

えずきの強い方、痛みに対して敏感な方、不安の強い方は「鎮静法」で内視鏡検査を受けられることをお勧めします。大変楽に受けられると思います。